山と映画

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美容師さんとの信頼関係ってすごくない?

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昨日は髪を切りに行ったんですよ。

短髪の僕は、月一で美容室へ髪を切りにいくサイクルが出来上がってます。

 

「今日どうする?」

 

「おまかせで」

 

「はいはい」

 

毎回ほぼこれだけです 笑

で、仕上がりも基本はブラさず美容師さんのアレンジが入って出来上がり。

 

 

ちなみに昨日は・・・

「今日は伊勢丹メンズ館風にしておいたから」

とのこと。

 

 「う~んバッチリっすね」

と僕。

 

 

毎回こんな感じでふわっと最初にやり取りがあるだけで、あとはひたすら世間話。僕より7歳年上のナイスガイ(妻子アリ)。

友達や家族とも違う信頼関係がそこにはあって、でもだからこそ友達や家族にも言えないことや相談できることも話せたり。

 

たまに飲みに行ったりするものの、基本月に一度しか会わないし髪を切る時間だって一時間程度。それなのにこの安心感はなんなんでしょう。

 

 

今の美容師さんとはかれこれ10年のお付き合い。

現在は開業されてオーナー兼店長として毎日腕を振るってますが、それ以前の美容室で社員として働いていた時に担当していただいてました。

 

 

付き合いが長いから信頼しているのかな?

それもあるでしょう、でもそれだけではないような気がします。

価格や自宅からの距離、合理的に考えれば他にいくらでも美容室はあるんです。

 

 

人間、一度慣れた環境から別の環境に身を投じるにはかなり勇気のいるものです。

それ以前に面倒くさい 笑

 

「女性の好みは?」

 

「お仕事はどんなことされているんですか?」

 

「趣味は何ですか? 普段何して過ごされているんですか?」

 

 

これ。

仮に新しい美容室へ行って、初めましての担当さんが付いてくれた時にあるであろう会話。初対面だから仕方ないだろうってのは分かってるんです。

 

でもね、、、

 

 

めんどくせえ 笑

 

 

余談ですが、これはキレイなお姉さんがお酒をお酌してくれるお店にも同じことが言えます。

 

 

もう少し掘り下げて考えていくと、怖いのかもしれませんね。

信頼関係もない相手にいきなり自分の髪を触られ、切られるのが。

小心者の僕はきっと仕上がった髪を鏡越しに見て、気に入ってもいないのに「バッチリです!」なんて言うことでしょう。

 

 

そんな風に考えると今現在お世話になっている美容師さんて、スッと僕のテリトリーに入ってきましたね。

初対面が思い出せないほどに、気づけばずっと切ってもらっています。

 

 

美容師さんは髪を切るのが仕事なのは当たり前ですが、それ以上に接客のプロでもあるんですよね。

恋人選びと少し似ていて、何か一つだけ良ければいいってもんじゃなくてすばり”波長の合う人”や”ピンとくる人”だったんだろうなあ。

 

 

よく言ってます。

 

「うちは美容室だけどおれはカウンセラーだからね」

なんて。

 

 

僕も営業マンの端くれ、そんなカウンセラーな部分を少しでも見習って相手に心地いい、と思ってもらえるようになりたいものです。

そんな、心地いいの積み重ねがいつか大きな信頼へとなっていくのかもしれません。

 

 

ではでは。